皆さんがカジノと聞いて想像するのはバカラやルーレットでしょうか。どちらもカジノを代表するゲームですが、それらに並ぶ人気を誇るゲームがもう一つあります。それが今回紹介するブラックジャックです。
この記事ではブラックジャックの勝敗の付け方やベットの仕方を徹底解説していきます。
ブラックジャックの基本ルール
ブラックジャックの勝敗
ブラックジャックはディーラーvsプレイヤーの1対1のゲームで配られたカードの合計数が21より小さい巣渦の中で21に近かった方が勝ちとなります。22など21を超えてしまうことをバーストといい、バーストした場合は、負けとなります。
また、一つのテーブル・ディーラーにプレイヤーが複数つくことがありますが、プレイヤー同士に関係はなく、ディーラーは1対1のゲームを同時進行しているわけです。
ブラックジャックのゲーム進行
step1.席に座る・ゲームに参加する
ブラックジャックは一回のゲームが単体なので空席があればいつでも座っていいですし、一回目で勝ったらそのまま勝ち逃げしても構いません。
席に着いたら、ディーラーに現金を差し出しカジノ用のチップと交換してもらいます。
step2.ベット・ディーラーがカードを配る
プレイヤーは最低賭け金(ミニマムベット)以上の額のチップを所定の位置にベットします。プレイヤー全員のベットが完了したらディーラーは各プレイヤー・ディーラー自身にカードを2枚ずつ配ります。
ディーラーにわたったカードのうち一枚を表もう一枚を裏にしておきます。
step3.カードを引く、カードの決定
プレイヤーはディーラーに勝てる手(21に近い手)になるようにカードを引くことができます。カードの合計数が21を超えてしまった場合、その時点でバーストが確定するので問答無用で負け確定になります。
ちなみに10以上のカード(10,J,Q,K)はすべて10として扱われます。つまり10の出る確率が圧倒的に高く他の数字が1/13なのに対し、4/13 となっています。
step4.ディーラーのカードの決定
プレイヤー全員がカードを決定したら、裏面になっているディーラーのカードを表に向けプレイヤーに見えるようにします。ディーラーは2枚のカードの合計数が16以下であれば、17以上になるまでカードを引き続けます。
こちらもプレイヤーに配られるカードと同様10以上の数字はすべて10として計上されます。
17以上になったら、そこでディーラーのカードが決定します。
step5.勝敗の確定・賭け金の清算
ディーラーのカードが決定したとき、カードの合計数がディーラーより21に近ければ、プレイヤーの勝ち、ディーラーより離れていれば負けとなります。
プレイヤーが勝てばベットした額の倍の額が払い戻されます。負けた場合はベットした額が全額ディーラーにもっていかれます。
更に細かいルール
基本的なルールは上に書いた通りですが、例外や、特別なものも存在するので解説していきます。
Aの計上
Aは1もしくは11のどちらで計上しても構わないカードになっています。
つまり11として計上するのが有利ですが、バーストしてしまう場合は1として計上してもいいので、非常に都合のいいカードになっています。
両者バースト
プレイヤーとディーラーがどちらもバーストしてしまった場合step3で少し解説しましたが問答無用でプレイヤーの負けです。これには21に近いかどうかは関係ありません。
ブラックジャック
ゲームの名前になっているブラックジャックだが、ここでは手の種類を表します。最初に配られたカードがAと10以上のカードだった場合、Aを11と計上し、すでに21が出来上がっています。この場合その場でプレーヤーの勝ちが確定し、ベットし多額の倍の額が払い戻され、さらにベットし多額の50%が上乗せされます。
ただ最近では50%ではなく20%しか上乗せしてくれないカジノもあるようです。
特殊な賭け方
基本的には初めにベットした額が勝った時の配当の基準になるが、自信があるとき、ない時のための特殊な賭け方もあるので解説します。
ダブルダウン
ブラックジャックでは本来バーストするまで何回でもカードを引くことができますが、次のカードで勝てる自信があるときは、「その1枚以上引かないから賭け金を倍にしてください」というようなことができます。
ダブルダウンの宣言の後は絶対に1枚引かなくてはいけませんし、それを引いた時点で自分のカードは決定してしまいます。
勝てば本来の倍の額を得ることができますが、負ければ当然倍額持っていかれてしまうのでリスクとリターンを同時に増やす賭け方になります。
スプリット
スプリットとは最初に配られた2枚のカードが同じ数字だった時に、その2枚のカードを独立させ、そこに1枚ずつカードをもらうことができるものです。
独立させたとき、一方はベットされていない状態なので初めに決定した掛け金と同じ額を賭けます。
スプリットをしたときは、プレイヤーに二通りの手が出来上がるので、両方勝てば本来の倍の配当、両方負ければ本来の倍持ってかれます。また、片方だけが勝った場合はチップの移動はなしです。
サレンダー
最初に配られた2枚のカードを見て勝てそうにない(主にバーストの可能性が高い)時に「降参するので賭け金の半分を返してください」と主張できるのがサレンダーです。
テーブルやカジノによってはサレンダーが使えないところもあるので注意は必要です。
インシュランス
ディーラーに配られた表向きのカードを見て、ブラックジャックが完成してしまうかもしれない時に保険料として最初に賭けた額の半額をテーブルに出します。
ディーラーの裏向きのカードがオープンされブラックジャックが完成していれば保険料の倍額つまり最初に賭けた額と同額がプレイヤーに支払われるので±0になります。ブラックジャックが完成していなければゲームはそのまま続行し、通常通り勝敗を確定します。
インシュランスはディーラーがブラックジャックが完成していれば助かりますが、その確率や、もしプレイヤーが勝った時も配当がもらえないことから確率論的には損です。
ですので、なるべく使わないことをお勧めします。