「ルーレットの必勝法?そんなものがあるならみんな金持ちになっちまうよ!」
はい、仰る通りです。ギャンブルをするうえで必ず勝つなんてことはあり得ないです。
「なんだよ。必勝法って嘘じゃねぇか!」
と、思ったあなた待ってください!
この記事で紹介するマーチンゲール法は、”理論上”確実に勝つことができます。ですが私はついさっき『ギャンブルをするうえで必ず勝つなんてことはあり得ない』とも言いました。
これはどういうことか説明しますと「ギャンブル」という娯楽要素を含む中で勝つことは難しいが、作業という視点から見れば”理論上”確実に勝つことができるということです。
前置きはこれくらいにして、必勝法といわれる「マーチンゲール法」について解説していきます。
マーチンゲール法の掛け方
マーチンゲール法の掛け方はいたって単純で、一番初めに1/2の確率で当たるように適当額をベットします。
上の画像の場合赤に100点チップがベットされています。この掛け方であれば当たる確率はほ50%です。(実際には0があるので48.57%ほどですが…)
これで当たれば次のゲームでは同額のチップ、負ければ倍のチップをベットしていきます。
分かりやすいように具体例を出すと
一発目で赤に入った場合(当たった場合)二発目はそのまま100点チップを当たる確率50%のところにベットします。
一発目で黒に入った場合(外れた場合)二発目はその倍の200点チップをベットします。
二発目が当たれば元の点数に戻し、先ほどの工程を繰り返します。
二発目がはずれならばさらに倍の400点ちぷうぉベットします。
基本の流れはこれだけです。外れるたびに次のベットする額を倍にすることで、一発でも当たれば元を取ることができます。
これが”理論上”確実に勝つ方法になります。
もちろん同じようなベットの仕方で当たる確率が½以下のものにかけてもいいのですが、確率が下がれば下がるほど連続で外れる可能性が高くなるのでほとんどの場合½の場所に賭けます。
マーチンゲール法のリスク
私がこの記事でしつこく”理論上”と言っているのは、実際には½の確率も確実ではないからです。もちろん連敗のリスクもあります。何連敗しようとそのあとに一度勝つことができれば利益は出せますが、持ち金がなくなってしまえばそこで終了になります。
以下が連敗のリスクをまとめた表です。
連敗数 | 損失 | 連敗リスク |
1連敗 | 100点 | 50% |
2連敗 | 200点 | 25% |
3連敗 | 400点 | 12.5% |
4連敗 | 800点 | 6.25% |
5連敗 | 1600点 | 3.125% |
6連敗 | 3200点 | 1.5625% |
7連敗 | 6400点 | 0.78125% |
8連敗 | 12800点 | 0.390625% |
9連敗 | 25600点 | 0.1953125% |
10連敗 | 51200点 | 0.09765625% |
そもそも50%の確率で当たるところにかけているので連敗というのは珍しいのですが、現実はなぜか負け続けることがあります。2時間ほど続けてやっていると5連敗くらいは結構あります。それ以上の連敗となるとよほど運に見放されていない限りありえないです。
6連敗以上してしまうようなことがあれば毎朝ゴミ拾いでもして神様に媚びうることをお勧めします笑。
もう一つマーチンゲール法には落とし穴があり、それは実際のカジノでは賭けの上限が鵜が決まっているということです。インターネットカジノでも共通することですが、上限があるということは連敗後ダブルでベットするにも限度があるということです。
限度に達してしまった場合その額でベットし続けるのは損失を増やし続ける上にそのあと勝てても利益にならないという、意味のない行動です。自分の中で損切の基準を決めて楽しむことをお勧めします。
問題はさらにあります。
利益率の問題です。連敗後に1度勝てば確かに利益になるのですが、その利益は初めにかけた点数分だけです。つまり上の表に当てはめて考えると10連敗後やっと勝ってもしっかりと利益になるのは100点だけです。
マーチンゲール法の欠点における対処方法
一番初めに説明した連敗のリスクについての対処方法は損切です。自分の中で何連敗したらリセットというのを決めておけば損失だけが膨らみ続けることを防ぐことができます。
賭けの上限額の問題は、一番初めに賭ける額を上限額の1%以下にすることです。1%の額であれば7連敗まではダブルベットし続けられるので挽回のチャンスがあります。
最後の利益率の問題ですがリスクを上げることで利益率も上げることができる逆マーチンゲール法というベットの仕方があります。
逆マーチング法
名前の通りマーチンゲール法とは逆の方法を取ります。一発目で勝ったら倍額に増やす。負ければそのままの額でベットするという方法です。勘のいいひとならお気づきだとは思いますが、マーチンゲール法とは真逆でどんなに連勝していても、一度負けたらすべて水の泡になるというリスクがあります。また、大規模な連敗をしてしまうと一発では振出しに戻せないというデメリットもありす。
ですが逆マーチンゲール法は何連敗しようともベットする金額がマーチンゲール法ほど膨らまないのでこちらの方がハイリターンではあります。
どちらが良いか一概には言えませんが、マーチンゲール法であれば、少額を堅実に、逆マーチンゲール法であれば、大きい額をリスクはあるもののワイルドにとれるというメリットがあります。
結論:勝ち逃げできれば必勝
マーチンゲール法、逆マーチンゲール法共に、何度かやっていれば大きいあたりが一度くらい来ます。その時にテーブルから離れることができれば確実に増やすことができます。ですが、「まだいける!」などと思いずるずるとやってると、振出しに戻ったり、逆マーチンゲール法であればコツコツと損失を増やし続けることになります。
それともう一つ、最初にした説明の通り、ギャンブルという娯楽要素はないです。もうただの作業です。私個人としてはルーレットを運に任せながら本来の楽しみ方で遊ぶのが一番いいと思います。